「会いに来てくれるのに、寂しい」と言った後輩へ、
私が伝えた"あなたを不安にしない人"のはなし
「ときめき」と「安心」って、似ているようで、ちがう。
会いに来てくれて、好きと言ってくれる。
なのに、なぜか寂しい──そんな彼女と、公園のベンチで話したこと。
会社の後輩のはなし。
彼女は、彼氏から別れを切り出されました。
別れたくはなかった。でも、結果、別れることになった。
たぶん、寂しかったんだと思います。
SNSの世界で、出会った人
彼女はSNSに、何かを求めました。
たくさんの人がつながる世界。
いい人も、そうじゃない人も、いろいろ。
寂しさを埋めるように、その世界の中で、ある人とつながったの。
楽しかった。最初は。
でも──。
付き合ってるのかな?ちがうのかな?
でも、会いに来てくれる。遠くから、私に。
だから、大丈夫。
なのに、小さな疑問が、いつもこころのどこかにあった。
近くの公園で
少し、話をしようか。
近くの公園で、彼女の話を聞きました。
大好きなんだね。
きっと、寂しいあなたを、助けてくれた人。
「好き」って、たくさん言ってくれるのね。
時間をかけて、あなたに会いに来て、
一緒に過ごして、帰っていく。
その時間は、楽しいけど──
なぜ、今のあなたは、寂しいの?
悩んでいるの?
彼女は、答えに詰まっていました。
そっと、声を落として
「失いたくない」
「寂しくなりたくない」
そんな気持ちで、
自分の本当の気持ちを、
見ないようにしていないかな。
あなたを「好き」っていう彼に、
不安だっていう気持ちを、話してしまったら──
失うかもしれない。
面倒に思われてしまうかもしれない。
そう怖くなるのは、つらくて、苦しいね。
でも、彼のことが大好きだから、
しまい込んでしまうよね。
だから、少しだけ、覚えていてね
あなたが、素直に言えないとき。
それは、たぶん、本当のあなたじゃない。
きっと、
「彼が好むあなた」で、いなきゃ関係が壊れそうで、
不安なんじゃないかな。
私が、私らしく、ありのままでいて、
泣いて、笑って、怒って──
それでも、一緒にいられる。
そして、そんな私と一緒にいてくれる相手のことも、
ありのままで、大切に思える。
それは、もしかしたら、
ドキドキとか、キラキラした感じじゃ、ないかもしれない。
でも、絶対に、
あなたを「不安」にはさせないと思うんだ。
そして、読んでくれているあなたにも
ときめいて、いつもドキドキさせてくれる人。
すてきだよね。
でも──
その人が、小さな不安を、いつも残していくとしたら?
その人は、
あなたの「どこ」が好きなんだろう。
「何」を、大切にしてくれているんだろう?
自分のこころも、体も、
世界にたったひとつしか、ない。
自分が自分を大切にするように、
あなたを大切にしてくれる人って、
あなたを「不安」にさせるかな?
どうだろうね?
今、答えは出さなくていい。
ちょっと気が向いたら、考えてみてね。
私の場合はね
LINEの既読を、何度もチェックしてしまう夜。
下書きを書いては、消して。
「重いって思われるかな」って、指を止めて──。
そんな夜、あるよね。
切なさとか、不安を感じた時、
私がしたこと。
不安があったら、ちゃんと、伝える。
「私の不満」じゃなくて──
「大好きだから、嫌なの」
そう、伝えてきたかな。
「不満」は、相手を責める言葉になりがち。
でも「大好きだから、嫌なの」は──
自分の気持ちを、ちゃんと知ってもらう言葉。
相手を変えようとする言葉じゃなくて、
自分のことを、ひらく言葉。
それでも、気持ちを理解してもらえなかったら──
その先も、ずっとそうだから。
そんな時は、潔く決断するしか、ないかもね。
後日、彼女は
後日、彼女は──
相手の都合で一緒にいる、そんな自分をやめました。
彼も、引き止めなかった。
そして、改めて
うん、もう大丈夫だね。
彼女に、こう伝えました。
あなたを大切にできるのは、
まずは、あなた自身だよ。
自分を労わって、こころを修復。
自分のこと──そうね、
「自分の世界」を大切にしている女性はね、
そこにしっかり立っているから、
簡単には、揺れ動くことはないんだと思うよ。
強く、しなやかに。
あなたへの問いかけ
今、もしあなたが、
「楽しいはずなのに、なぜか寂しい」
「ドキドキはあるのに、安心できない」
そんな関係の中にいるなら──
どうか、ちょっとだけ、立ち止まってみて。
その人は、ありのままのあなたで、
いさせてくれていますか?
無理に笑ったり、
本音を飲み込んだり、
「嫌われたくない」で、選んだ言葉が、増えていないですか?
あなたを、不安にさせない人。
それは、地味かもしれないけど──
本当の意味で、あなたを大切にしてくれる人。
そして、その前に。
自分を大切にしてあげてね。
世界にたったひとりの、あなただから。
── あなたの今日が、ほんの少し、優しくありますように。